ピクセル?解像度?4K? 動画の画面サイズの基礎知識
CMやバナー広告、動画配信、プロモーションビデオ、街中のデジタルサイネージなど、ブランドの販促活動において動画を活用するシーンは多々あります。使用するデバイスによって画面比率や大きさも様々。ここでは、動画の画面サイズを知るための基礎知識についてご紹介します。
- 画面サイズは「ピクセル・解像度・アスペクト比」で構成
- 動画には様々な規格サイズがある
- 用途をあらかじめ想定し、最適な規格サイズでの動画制作を
画面のサイズを表す基本用語
「動画サイズ」について理解を深めるために、基本的な用語を知っておきましょう。
「ピクセル(pixel/px)」…デジタル画像の最小単位
「ピクセル」とは、デジタル画像を構成する最小単位の粒のことです。ひとつ一つに色がついていて、たくさん集まることで一枚の映像ができあがります。画素ともいいます。
「解像度」…映像の精密さ
小さな粒のピクセルが縦横に何粒並んでいるかを表すのが「解像度」です。同じ面積の場合、ピクセル数の多さに比例して解像度は高くなります。解像度が高いほど大量のピクセルで構成されたなめらかな映像に、解像度が低いほどピクセル数が少ないのでガタガタとした映像になります。
「アスペクト比」…画面の縦横比率
動画を流す画面の縦横比率の規格を指す「アスペクト比」。 かつてのブラウン管テレビはアナログ放送で画像サイズの比率は4:3だったのに対し、地デジ化後は16:9が一般的になりました。こうした比率は会議でプロジェクター画面を設定するときなどにも目にしますよね。また、近年ではスマートフォンなどのデバイス向けのサイズ規格として縦長やスクエアも一般化しています。
16:9(ワイド) | テレビ(地デジ)、撮影機材、ノートPC、スマートフォンの横持ちの画面サイズなど |
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4:3(スタンダード) | テレビ(アナログ)、ipadなどのタブレット |
9:16(縦長) | スマートフォンの縦持ちの画面サイズ |
1:1(スクエア) | SNSなどの画面サイズ |
主な動画の規格サイズ
よく耳にする「フルHD」「4K」などは、動画の規格サイズを表現した用語です。それぞれ基準としてピクセル数、解像度、アスペクト比が定められています。
画面サイズは媒体・デバイスに合わせて
動画サイズは使用するデバイスや媒体に見合わなければ不具合が起こります。例えば、4:3比率の動画を16:9のモニターで再生すると、左右が黒く塗り潰されたり横長に歪んでしまいます。また、高解像度すぎると、読み込みに時間がかかったり途中で途切れてしまいます。反対に低解像度すぎると映像がぼやけて臨場感に欠けます。 これらは、視聴の途中離脱の原因にもなるので、想定する媒体・デバイスに合わせた動画サイズの最適化は不可欠です。
動画サイズは使用するデバイスや媒体に見合わなければ不具合が起こります。例えば、4:3比率の動画を16:9のモニターで再生すると、左右が黒く塗り潰されたり横長に歪んでしまいます。また、高解像度すぎると、読み込みに時間がかかったり途中で途切れてしまいます。反対に低解像度すぎると映像がぼやけて臨場感に欠けます。 これらは、視聴の途中離脱の原因にもなるので、想定する媒体・デバイスに合わせた動画サイズの最適化は不可欠です。
ここまで、動画サイズを決める基本的な要素と主な規格サイズについてご紹介しました。もっと詳しい媒体やデバイスに合った動画サイズについては、下記リンクを参考にしてください。
動画制作をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください